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ツールセッター 投稿者:通りすがり調律師さん 投稿日:2010/02/11(Thu) 20:37 No.2741
YUSA殿 ご意見にご返信ありがとうございます。
主軸の件は、切削状況を考えると再設計のもので、いいのではないでしょうか しかしもう少し気になる点ですが、BRGは7205・・・の型番のため万能組合せかと推定しております。
BRGへの予圧は後部のナットの締め具合によるものと図面より判断しておりますが、主軸12000min-1 をした場合、dn値30万で通常のグリスで潤滑条件はOKです。 グリスニップルより給油を繰り返した場合には、抜ける箇所がないため回転時の攪拌抵抗でかなり発熱し、主軸が伸びた場合に予圧抜けし、主軸が下方(Z軸)へ下がり、多少ですが切削に影響すると思われます。 そこで主軸前へアンギュラBRGを正面組合せにして後部を深溝BRGでブレ止めとして受けてみてはどうでしょうか? 図面の構造で軸ナット・軸ワッシャで止めると丁度いい予圧の箇所でワッシャーの爪折が出来ない可能性もありますね。 組合せで、かっちりあわせた状態で締め切りをすれば、
組合せの状態も、軸の伸びもアンギュラBRGを基準に後方へ逃げます。 主軸前面のカバー(主軸外周部にラビリンス構造を含む)も製作し外輪を20ミクロン程度段差で押さえれば、図面のカバー用のBRGも不要となり、発熱元も減ると思います。 BRGへの給油もグリスニップルを廃止して、運転時間で管理交換すれば、無用な攪拌抵抗による発熱を防ぐことが出来ます。 小生の職場では、NOKクリューバー製の型番NBU15をBRGの空間容積の約3割を基準に給油封入しております。
BRGメーカーのカタログ表記にもありますが、このグリスですとdn値60万程度まで性能が出ます。 7205のBRGですと、1ccの給油程度でOKです。dn値30万ですので、汎用グリスでもOKです。 BRGメーカーでの技術資料を見たところ、適正な条件で組まれた場合に運転温度は、空冷構造で外気プラス10度付近だそうです。  ほか、貴殿の掲示板主題から上記は脱線しましたが、ATC構造も非常に良く出来ていますね。 図面のドラムごとタイミングベルト駆動などで、主軸に接近させる構造はどうでしょうか?そうすることで、抜いた工具のZ軸待機位置で、ドラムを次工具にすればインデックス後にそのまま、Z軸下降で工具クランプし、マガジンリトラクトでよろしいかと思います。  そうそう、ツールクランプの押し出しですが、初期の図面構造でプルスタッドの締め付け部スパナをかける部位のフランジをボールリテーナーの端面で押せるように少し伸ばしたリテーナー部品にすればいいと、職場で図面を見て思いました。 すばらしい作品が出来ることを期待しています。私も職場にあるENSHUのNCフライスの電装ジャンク品(マニュアル起動は可能)を貴殿たちの制御手法を応用し、新たなパソコンNCとして復活できればと考えております。 大変長文失礼致しました。
Re: ツールセッター - YUSA 2010/02/11(Thu) 21:49 No.2742 ホームページ

・・・・・ ^_^;

主軸(スピンドル)今朝・・・作ちゃいましたぁ〜
後は内面の加工とネジを切れば完成・・・(^^ゞ

ご指南のようにグリスの補給過多で過熱する事は経験的に感じていました。
と・言う事でグリスニップルは付けず組み込み時のグリスで時間管理でオーバールしましょう。

与圧に付いて・・・
スピンドルを加工してベアリングを仮組して眺めていて、ご指南のように背面組み合わせでアンギュラを使った方が良いのかなぁ〜って確かに考えていました。
図面上だけでは無く実際に加工していると色々と考える点も出てきます。

取り合えずスピンドルを作ちゃいましたので(2本も・・)このまま進んじゃいましょう・・・(^^ゞ

で・もってナットの締め込み位置が、ちょうど良い位置に来なかったらナットの当たり面を摺り合せする事にしましょう。

午前中にスピンドルを作っていたら・・・・・
旋盤の自動送りのギャが欠けてしまい・・今まで修理していました・・・(T_T)



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